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危機管理マニュアル Ⅴ 

Ⅴ 火災

重要事項

1 利用者及び職員の安全確保を最優先に、状況に応じた迅速な対応すること。

2 火災により利用者が精神的に動揺していることが考えられるので、安全に避難できるよう利用者を落ち着かせることが重要である。

1 安全確保

(1)火災発生時には、直ちに全員に告知すること。

責任者は直ちに消防署に連絡すること。

(2)職員は、火災が発生したら煙の来ない方向を確認して、非常階段を利用して1階まで避難・誘導すること。

(3)チロルⅠ・Ⅱ責任者は、それぞれの担当する利用者1階で利用者の点呼を行い、責任者に報告する。

(4)利用者の避難に合わせて、担当職員は施設内に利用者が残っていないことを確認すること。

2 留意事項

(1)職員の留意事項

① 通報後、速やかに予定された担当場所につくこと。

② 行動は、厳粛かつ敏速に行い、管理者の指示には十分注意すること。

③ 階段、昇降口、出口においては、特に混雑による事故防止に万全を期すこと。

④ 利用者の特性に応じて、事前に特性を十分に理解し、避難・誘導にあたること。利用者2名に対して職員が1名ついて、避難すること。

(2)利用者の留意事項

① 施設内では、走らないこと。必ず速足で移動すること。

② 避難中の私語はしないこと。

③ 避難場所に移動したら、速やかにチロルⅠ・Ⅱ責任者の点呼を受けること。

④ 移動中等に事故が発生した場合は、最寄りの職員に知らせ、その指示に従うこと。

(3)その他

① チロルⅠ・Ⅱ責任者は避難場所での点呼後、速やかに責任者に報告すること。

② 何らかの異常が生じた場合、管理者の指示を仰ぎ、利用者はその場に待機させること。

 

TEL:092-407-0456